ハセガワ 1/72 F-102Aデルタダガー


ハセガワの1/72 F-102Aデルタダガーです。
半年ほど仮組みだけして放置されていたものを発起して組み始め、途中の段階。ノーズコーンが黒くないので今時の戦闘機に見えます。


あらかた塗装が済み、あとは小パーツとデカールのみという段階。


デカールを貼り終えた段階。さらにエナメル塗料でスミ入れ&汚しをかけます。


完成。機体色が73エアクラフトグレーではなく307グレーFS36320(F-15イーグルのベース色)なのでちょっと雰囲気が違うかも。


左側面。73エアクラフトグレーは光沢色でテカテカするので嫌なの。


右側面。実機はもうすこしシアン(水色)っぽい色。


米軍機としてはレアな部類のデルタ翼の戦闘機です。


中学生の頃、この機体のモデルチェンジ版であるF-106デルタダートの方は作ったのですが、大体似た感じ。


この機体は胴体下の兵装ベイに空対空ミサイルを内蔵させ、自国内に迫る敵の超音速爆撃機を迎撃すべく1950年代に作られ配備された機体です。


高速で接近する敵の超音速爆撃機に対抗するため、空気抵抗になる兵装を機体内に納め超音速を目指した機体ですが、エンジンの推力不足や、また配備に急を要したため熟成不足でせいぜいマッハ1.2程度の速力にとどまりました。


この機体の兵装ベイや脚庫内の指定色は何かカラシ色でダサいので銀色にしてしまいました。兵装ベイは面倒なので閉状態。手抜き。


後から。翼端が赤いせいかウルトラマンみたいな感じ。


前から。ノーズコーンはもっと濃い色なのですが、手持ちの色で塗ったらMiG-29みたいな感じになりました。


ちなみに同じデルタ翼でもミラージュとかは小さいのでこれも小さい錯覚を受けますが実はF-4ファントムくらいの大きさがあります。意外と大きい。


キットは結構古いものなのでパーツの合いなどはそれなりですが、リベットモールドがあるせいか古い機体である雰囲気を醸していて良いです。


デカールはやはり手間でもキレイに切り取って貼った方が見栄えが良いですね。


前からのアップ。アメリカの機体に見えません。


上の方から。汚しのかけ方が大雑把なので風雨に晒されすぎな感じ。


背面のアップ。ええ、近くで見るとだいぶ汚いです。はい。


コクピット付近のアップ。ノーズ上面のつや消し黒のレタッチが汚し用のエナメルダークグレーなのがバレます。窓枠はもうちょっと頑張ろう…