フジミ1/24 セリカXX 2000GT前期型(GA60)→セリカLB後期型(AA63)


フジミの1/24セリカXX 2000GT前期型(GA60)です。
可変ウイングと銘打たれたシリーズのもので日産240RSのような角型オーバーフェンダーやフロントスポイラーに仰々しいリヤスポイラーが付いており、ボディはフェンダーアーチが大きく切り抜かれています。


パーツ構成。板シャーシのいわゆるいつものフジミ。


タイヤとホイールはオーバーフェンダーによる拡幅に合わせてスーパーカーのような極太のものが付属します。


仮組み。思いのほかパーツの合いは良いように思えます。


やはりトレッド幅などは調整が必要なようで、ボディとシャーシの接合位置がズレているのかフロントはツライチに近いものの片側に寄っています。リヤ側はシャフトが2〜3mm長すぎるのでちょっとちょん切りましょう。


今回はこれをベースに直4モデルのセリカLB(リフトバック)にします。セリカXXとはドア前端より前が大きく違いますがそこより後ろはほとんど同じなので楽勝に違いありません。早速ボンネットを切り離しフロントオーバーハング上半分を切り飛ばしオーバーフェンダーで隠れる部分で切り詰めショートノーズ化します。


ちょっと無駄に削りすぎました。


ボンネットは前端を切り飛ばし中央の盛り上がってるところも切り、残った部分を軸に中央のくぼんだ面をプラ板で作り、フロントマスクもプラ板でチマチマと組みます。後期の通称ブラックマスクになります。


溶きパテと光硬化パテで埋めて削り埋めて削り。今回からリューターとポリッシャーを使い省力化しています。超便利。


ボディを塗装。テールランプはリューターで溝を切って一回り小さく削り、プラ板でフチをボディ側に形作りそこへテールランプをはめ込みます。実はリヤバンパーが前期のまま。この写真撮った時に気が付きました・・・


ウィンカーは透明で曲面があるので大変苦心しました。スモークで塗ってあるのでそれなりですが、継ぎ接ぎで白濁しており結構貧相です。


シャーシは内装パーツをつけて隙間をプラ板で軽く埋めたら割りと強度が出たのであまり補強ガチガチにはしていません。


ホイールのスポークが細いのでブレーキローターが見えるようにしてみました。プラ板を丸く切り抜くのが大変。単四電池を置いて丸を描いて切り抜いたのですがちょっと径が大きかったかも。


リヤスポイラーは羽根が2つ付いていたので穴を開けなおして2枚羽根にし、切り立つ整流板も上辺を平行に切りましたがどうにもダッセェので下側の羽根だけ残して上側は切り飛ばしました。ダッセェとか言っときながらマフラーが馬鹿のような極太砲弾。


スミ入れをして完成。ちょっと全体的に仕上げの粗い雑な出来になってしまいました。


ちょっと上から。キット付属の可変ウイングはちょっと不恰好なので無理して使うこともなかったかもしれません。


前上。リップスポイラー状に見えるものはフロントリップ・カナード・アンダーガードを兼ねており、プラ板積層削り出し。もっといっぱいゴチャゴチャ付けたかったけど見苦しくなりそうなのでやめました。


バンパーグリル両脇のフォグランプも追加。キット付属のヘッドライトレンズをそのまま使いました。ドアミラーも小っさいので削り出しました。


 


左側面。


前。


うしろ。


右側面。


ルーフエンドスポイラーがいらなかったかも。


 


シャーシ。内装は真っ黒です。


塗装は筆塗りで研ぎ出しもしてないのでボコボコしてます。


次があったら今度は前期の平目顔やクーペにもしてみたいですね。