アオシマ 1/24 トヨタカローラレビン3ドアGT-APEX(AE86)前期型


アオシマの1/24カローラレビンAE86前期型です。 クルマのプラモはは久しぶりです。


完成。ごく最近のキットなのでたやすく組むことができました。


AE86は漫画イニシャルDで主人公の乗る車として主役を張り活躍した事で当時10年落ちの旧車だったにもかかわらず大人気となった車です。


そして月日は流れ、四半世紀前の車となった今でも多大な人気と知名度を持つ名車です。


世の中の自動車が長らくシンプルでハンドリングに利のあるFRからスペース効率に優れるFFに移り変わった1980年代初頭、トヨタの基幹車種であるカローラも世相に倣ってE70系からE80系にモデルチェンジする際FRからFFに切り替わりました。


カローラの主力であるセダンやハッチバックが新開発のFFレイアウトをもつ車体となる中で、スポーツクーペであったレビンはE70系のドライブトレーンを流用したFRレイアウトを踏襲しました。


しかし只の持ち越しキャリーオーバーではなく、上位グレードではエンジンは新開発の4気筒16バルブDOHCの4A-GEUを搭載。高回転までストレス無く回るエンジンと軽量小型の車体で軽快な走りを楽しめるクルマでした。


私はAE86には学生の頃の友人の所有していた個体の助手席に乗せてもらった程度なのであまりこのクルマの良さを実感できていません。同じレビンでもAE111なら所有していたのですが…


このキットはエンジンルームに4A-GEUが鎮座する上位版です。エンジンが省略された廉価版もあるようです。


車体下面前半部。トランスミッションや触媒、フロントパイプ〜中間パイプまでは残念ながらシャシーのモールドです。


車体下面後半部。サスペンションがスプリングで可動するようになっています。このクルマの場合はリジッドケース(車軸)ごと上下動します。フロント側は左右独立して可動。ただし一番伸びた状態でもノーマル車高からいくらか低め。


インテリアはシートが少々角ばってますが中々の再現度。実車もこんな変な色でプラスチッキーな雰囲気。80年代のトヨタ車の車内は大概青っぽいグレーか真っ黒かあるいはこんな赤茶色でした。