
アリイ1/32オーナーズクラブ ’71ホンダZ GSS(昭和46年)です。同シリーズにはGTとGSSがありますがこれはGSSの方。

白成型色。ややバリがありますがビートルほどではありません。透明パーツは窓とヘッドライトのみで、ヘッドライトはちょっとダレた造詣。

仮組み。フロントマスクの左右がちょっと段差になりますがまあ及第点でしょう。N360は仮組み段階だと心配になる雰囲気でしたがこちらは安心できる形。

この型のホンダZはセンターピラーの無いハードトップなので拘る人は窓パーツを加工してセンターピラーはちょん切りましょう。

ただボディとシャーシの間には嵌合部分が無くただ乗ってるだけになるのでボディをつまんで持ち上げた時シャーシを滑り落とさないよう注意。N360とは足回りの構成が全然違うので互換性はなく、スープラとかの方と同じ方式。これはキットの設計年次の違いのせいでしょうか?

シャーシ側を内装ごと全部つや消し黒で塗り、ホイールを銀色に。トレッド幅や車高は素のままです。

ボディ色は59オレンジ。煤けたオレンジにツヤのある黒内装、そして黒い皮製の指貫グローブがホンダZのイメージ。

塗ってみると山吹色の方が正しかったかも?実車の写真を見るともうちょっと薄くて彩度の低いオレンジ色してますね。気にせず進めます。

実車の写真とにらめっこしつつ塗ったり取り付けたり。Zのメッキモールは非常に細くて繊細なのですが、サイズがサイズなのでこれが限界・・・ テールランプや水中メガネと呼ばれたリヤハッチ等この暑苦しさがホンダZ。

スミ入れをして小パーツを取り付け完成。

靴のような全体形、濃ゆい前後の顔、暑苦しいディテール・・・これこそがホンダZ。

同シリーズのN360と。こうなるとライフも欲しくなりませんか?なりませんよね。
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