ミラのウォークスルーバンは98年の新規格に切り替わるまで代々ラインナップされていましたが、これはその初代であるL55Vミラのウォークスルーバンです。
ボディだけ袋の外で、横倒しに収められています。
成型色はレモンイエロー。
仮組み。元々半スナップキットのようなものなのでパーツは切り出せばどんどん接着剤無しで取り付きますが、パーツ一個一個がすごく大味。古いキットなのでディテールもそれなり。
ノーズ裏側を黒で塗ったら透けまくって酷い事になったので箱部分の裏側は銀で塗ってしまいました。実車の箱内側はボディ色のようです。タイヤがフェンダーからはみ出すので1〜2mmほど引っ込めました。
塗装。L55ミラといえばこの朱色のイメージ。おかげで郵便車のようになりました。
ウィンドウパーツを取り付け、細部を塗ったところ。ヘッドライトはそのままだと実車のように奥まった感じにならないのでリューターで削って貫通させてしまいます。ミラーやワイパーは作りが大味。
完成。ウェザリングをくどめにして雨ざらしの商用車っぽい雰囲気を出してみました。
資料を求めて実車の写真をネットで探しましたがもう普通に古い商用車として淘汰されているようです。これより後の型であるL70系・L200系・L500系等であればまだ多少残っていますが、個性的なためか結構高値を維持しています。
内装は電車かバスのような雰囲気。
前後左右。ドアは助手席側と後面にしかなく、横は折り戸・後面は上下開き。後面も折り戸になっているものもあるそうです。
このシリーズの中では年式が中間的。