アリイ1/32オーナーズクラブ '50フォルクス・ワーゲン(昭和25年)です。ヨタハチ同様ボディが赤、シャーシ一式が黒でメッキパーツと透明パーツという構成。
これもヨタハチと同様開けてみるとところどころバリがちょっと酷い状態
仮組み。ビートルにも色々ありますがこのキットはかなり古い型で、リヤウィンドウが小さくて左右に分かれている他、バンパー位置やヘッドライト、テールランプなどに特徴があります。いかにも第二次大戦後しばらくの頃の車、という印象。
下回りはディテールが乏しく真っ平らに近い上、若干シャーシが反っている困った状態。ボディとの接合もサイドシルにありちょっと色々やりにくい部分があります。
せっかくなんで余ってたファミリアのタイヤとホイールを使ってバハバグ風味にしてみました。
ボディを朱色で塗装。
ボディ裏をつや消し黒で塗り、窓枠やランプ類を塗ったりした段階。ハミタイヤなのがやはり許せなくてオーバーフェンダーでっち上げ。この時代の車は元々なのですが、ウィンカーが無かったりテールランプがちっさかったりと何だか不安になる部分も。
更にこまごまと塗り、小パーツを取り付けスミ入れをして完成。今更ですが普通にキットのタイヤを使って普通の車高にして組んだ方が雰囲気だったかも。
実はビートルのプラモを作ったのはこれが初めて。フォルクスワーゲンTYPE1、いわゆるワーゲンビートルは生産期間が非常に長いので時期によって結構ディテールが違い、このキットは第二次大戦のすぐ後のドイツ復興の中で作られた時期のもの。細かい部分の違いはあまり詳しくないし正確に述べると本が出せるくらいなので割愛。
ワーゲンビートルのオフロード仕様であるバハバグっぽくしましたが部屋の目立たないところに同スケールのバハバグそのものがありました。タミヤのモンスタービートルJr.。
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